夜行列車


3 番線

夜行列車

夜行列車は、寝台特急(ブルトレと略す)を始め寝台急行、座席式急行列車がある。
寝台急行は寝台特急と同じ車両形式を使用しているが、座席式急行は昼間特急
として活躍していた列車が現役引退し夜行として活躍している。
例では、「急行能登」、「快速ムーンライトえちご」などがある。


489系(急行能登) (03.8.14 金沢 撮影)

「急行能登」は上野−金沢(長岡経由)を結ぶ夜行急行列車である。
車内は座席式で寝台はない。通常期、閑散期はそれほど利用客ないが、
観光シーズン(繁忙期)になると立山連峰登山、黒部峡谷観光客、
富山、金沢以遠への帰省客が多い。深夜に首都圏(上野、大宮、熊谷、高崎)を発車するので、
直江津以遠には早朝に到着する。観光ならば早くから行動ができる。
また、通常なら上越新幹線、特急はくたか などを利用するので乗換2回となるが、
急行能登を利用すると運賃も安く乗換無しで行けるのが利点である。

 
急行能登 グリーン車内(03.8.14 489系 撮影)

急行能登(金沢行)は、高崎の手前付近で車内照明が減光される。
写真右が減光した車内、写真左が通常照明の車内。
減光された車内では睡眠をとる人が多い。


485系(快速ムーンライトえちご) (03.8.13 大宮 撮影)

「快速 ムーンライトえちご」は新宿−新潟を走る夜行快速列車で座席式車両である。
途中高崎で「急行能登」に道をゆずる。夜行救済列車とも言える「快速ムーンライトえちご」は
快速列車なので乗車券と指定席券があれば乗車はできる。
夜行列車では車窓からの風景は楽しめないが、普段と違う駅を見ることが出来る。
それは、列車が停車、通過する駅は駅舎の電気が消えることなく列車が行き過ぎるのを見守っている。
人気がないホーム、誰もいない駅舎では別世界を感じさせる。「急行能登」「快速ムーンライトえちご」が
途中通過する土合駅ではトンネル内にホームがあり地上へ通じる長い階段も霧が立ちこめていた。
普段見ることの出来ない風景は旅の醍醐味でもある。
夜行列車は人の希望、夢を乗せて今日も走り続けている。


青森-札幌間479qを結ぶ急行「はまなす」は、
夜行列車として人気がある。
上野-札幌間を結ぶ寝台特急北斗星は夕方、上野を出発し翌朝9時に札幌に到着。
新幹線を経由し青森から「はまなす」を利用した場合、
北斗星よりも早く到着する事ができるのが理由だ。


ED79 13号機 急行はまなす(05. 8.12 青森 撮影)

出発を待つ急行「はまなす」。函館まではED79が牽引する。

 
ED79 13号機 急行はまなす(05. 8.12 青森 撮影)          ED79 13号機 急行はまなす(05. 8.12 青森 撮影)

ホーム入線時は、ディーゼル機関車(DD51)が牽引しホーム到着後、開放される。
その後、ED79が先頭に連結される。写真は連結シーンである。

「はまなす」が入線する前は、札幌からの
「トワイライトエクスプレス」が入り大阪へ向けて発車をする。


EF81 104号機 トワイライトエクスプレス(05. 8.12 青森 撮影)



14系 カーペット車 急行はまなす(05. 8.12 青森 撮影)

「のびのびカーペット」の愛称が付いているカーペット車両である。
車内は、升席のように区切られ、カーペットが敷いてある。

 
「急行はまなす」オハネ24 B寝台車内(05. 8.12 はまなす車内 撮影)

「はまなす」は座席、カーペット、寝台の各車両が準備されているが、
座席車両が多い。座席車両では女性専用シートが設けられている。
また、寝台車は2段式B寝台(2両)が連結される。
写真はB寝台車内。青森23時近くの出発、それぞれの寝台ではカーテンが閉まっている。
ときおり、寝台の電気がついているが眠れないのかもしれない。

 
「急行はまなす」オハネ24 B寝台車内(05. 8.12 はまなす車内 撮影)

写真左:通路側にある補助椅子。壁に収納されているので引き出して使うことが出来る。
写真右:汽笛を鳴らし青函トンネル内「竜飛海底駅」を通過する。              


ED79 13号機 急行はまなす(05. 8.12 青森 撮影)



   
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